はじめに
「伊香保温泉から石段街までって、徒歩で行けるの?」「坂道が多いって聞いたけど、大変?」
そんな疑問を持っている方に向けて、今回は実際に歩いたルートや所要時間、寄り道スポットなどを詳しくご紹介します。これを読めば、初めての伊香保温泉旅行でも安心!地元の魅力をたっぷり感じながら、徒歩で楽しむ観光のコツをわかりやすくお届けします。
2泊3日モデルプラン:伊香保温泉(群馬県渋川市)



※【情報更新日:2025-11-19】
※出典:公式観光協会・渋川市公式ページ 他
■ 旅の前提
-
出発地:東京/新宿エリアなどから(首都圏)
-
行き先:伊香保温泉(群馬県渋川市伊香保町)
-
宿泊:温泉旅館を2泊(温泉をゆったり楽しむ)
-
ペース:観光・食事・温泉をバランス良く。少しゆったり目。
-
主な見どころ:温泉街散策・源泉浴・自然散策
■ 1日目(到着+温泉街散策)
午前
-
朝:東京(例:新宿)から出発。JRまたは高速バス/車を利用。
→ 例:JR上越線「渋川駅」下車 → バスまたはタクシーで伊香保温泉エリアへ。 (渋川市公式サイト) -
昼:到着後、旅館に荷物を預けて昼食。地元の「水沢うどん」などがおすすめ。 (渋川伊香保温泉観光協会 | 伊香保へようこそ)
午後
-
チェックイン・旅館で温泉タイム。例えば源泉掛け流しの宿を選ぶとより満喫できます。
-
温泉街散策:
-
伊香保温泉 石段街(365段の石段が温泉街のシンボル)をゆっくり登ってみましょう。
-
石段街沿いにあるお土産屋さんや足湯スポットなどもぜひ。
-
伊香保神社も石段上部にあり、散策に良いアクセント。
-
夕方~夜
-
旅館に戻って夕食と温泉を満喫。夜は石段街のライトアップや温泉街の雰囲気を味わうのも◎。
-
夜:ゆったり温泉に浸かって、旅の疲れを癒しましょう。
おすすめポイント
初日は移動と温泉街散策メイン。温泉宿でゆっくり休むことで、2日目への体力も確保できます。
■ 2日目(自然&アクティビティ)
朝
-
旅館でゆっくり朝食・温泉に入る。朝の温泉は気持ち良いです。
-
出発前に、宿の外で「温泉街散策+飲泉所」を訪れるのもおすすめ。例えば、石段街近くに「飲泉所」があります。 (渋川伊香保温泉観光協会 | 伊香保へようこそ)
午前
-
伊香保ロープウェイを利用して、山の上の自然風景を楽しむ。山頂からの眺めや空気の良さも魅力。 (ウィキペディア)
-
または、近隣にある 伊香保グリーン牧場 や自然体験スポットを訪れてみても良いでしょう。
昼
-
山頂近くまたは温泉街戻りでランチ。地元食材を使った定食などを探してみてください。
午後
-
温泉街に戻り、少しゆったりと過ごす時間。例えば、旅館でのスパ・マッサージ・読書など。
-
夕方には、もう一つの名所というべき 伊香保露天風呂 を訪れて、自然に囲まれた露天風呂でリラックス。 (渋川伊香保温泉観光協会 | 伊香保へようこそ)
夕方~夜
-
旅館に戻り、夕食+夜の温泉。夜景を眺めながらの露天風呂もおすすめです。
-
夜は旅館近くで温泉街の夜散策もOK。お土産屋さんや足湯などでゆったりと。
おすすめポイント
2日目は少し動きを入れて、自然・景観を楽しむ日。温泉だけでなく、ロープウェイや牧場等で「体験」も加えることで、充実感が増します。
■ 3日目(出発前のんびり&帰路)
朝
-
最終日の朝も、旅館の温泉・朝食を満喫。チェックアウト前にもう一度温泉入湯を。
-
石段街での最後のお買い物タイム。お土産を選びながら、石段の風景を名残惜しむ。
昼
-
昼は温泉街近くのカフェや軽めのランチを。ゆったり時間を取って、旅の余韻を楽しむ。
-
チェックアウト後、宿から渋川駅または直行バスなどにて帰路へ。渋川駅→東京方面が一般的です。 (渋川市公式サイト)
午後~夕方
-
移動中に、もし時間があれば途中で立ち寄りスポットを。たとえば途中で「おもちゃと人形・自動車博物館」など。 (観光ぐんま)
-
夕方にはご自宅へ。旅の余韻を振り返りながらゆったり休むのも大切です。
おすすめポイント
3日目は「帰る準備+余裕を持った移動」がキー。慌ただしくせず、最後までゆっくり過ごして帰りましょう。
■ 移動・宿泊・小さなヒント
-
アクセス:東京方面からの場合、JR「渋川駅」→バスで約30分ほど。 (渋川市公式サイト)
-
宿泊:石段街周辺の旅館を選ぶと、温泉街散策・宿泊・食事と移動が少なくて便利。 (渋川伊香保温泉観光協会 | 伊香保へようこそ)
-
温泉の泉質:伊香保温泉は“黄金の湯”(鉄分含有)を含む名湯。風情ある温泉街の石段とともに楽しみましょう。 (ウィキペディア)
-
荷物少なめで動けると快適。宿には早めにチェックインしてゆっくり過ごすのがおすすめ。
-
石段街は坂・段が多いので、歩きやすい靴・防寒対策(山間なので冷えることも)を忘れずに。
伊香保温泉(群馬県渋川市伊香保町)のおすすめ宿泊施設を5軒ご紹介します。
泉質・立地・歴史など、それぞれ特色がありますので、旅のスタイルに合った宿選びの参考にしてください。
1. 福一





-
【概要】創業440年の老舗旅館。
-
【特徴】“黄金の湯”と“白銀の湯”という2種類の源泉を楽しめる宿。石段街の最上部付近という立地も魅力。
-
【おすすめ】歴史ある雰囲気を味わいたい方、ゆったり温泉を楽しみたい方に特に。
-
【立地】石段街最上部近くで、温泉街散策にも便利です。
2. ホテル木暮






-
【概要】「笑顔あふれる食事」「禁煙客室」「伊香保で上位の湯」など、高評価を受けている宿。
-
【特徴】モダンな和風旅館として、温泉・食・サービスのバランスが良い、特にカップルやご夫婦向けの印象。
-
【おすすめ】温泉のみならず料理や宿の雰囲気も重視したい方に向いています。
-
【立地】石段街からも近く、温泉街散策を含む滞在に便利です。
3. 岸権旅館





-
【概要】室町時代創業という老舗旅館。
-
【特徴】“希少源泉「黄金の湯」”を有し、石段街に隣接する好立地。石段街散策が滞在中のプラスになります。
-
【おすすめ】温泉街の雰囲気を重視し、歴史ある宿泊体験を求める方に。
-
【立地】石段街のすぐそばなので、歩きやすい服装・靴がおすすめ。
4. 森秋旅館






-
【概要】創業明治元年という歴史を持つ旅館。
-
【特徴】源泉掛け流しの“黄金の湯”が自慢。石段街まで徒歩3分というアクセスも。
-
【おすすめ】静かに温泉時間を楽しみたい方、落ち着いた宿を選びたい方に。
-
【立地】温泉街中心にあり、移動も楽です。
5. ホテル松本楼






-
【概要】家族旅行に人気のある温泉旅館。
-
【特徴】「純金小判の大浴場」など浴場の特徴や、宿泊プランのバリエーションが豊富。ご家族やグループでの滞在にも適しています。
-
【おすすめ】家族・子ども連れで温泉旅行を楽しみたい方に向いています。
-
【立地】渋川・伊香保ICから車で約20分というアクセスもあり、車利用も便利。
それぞれ特色が異なるため、旅行の目的(カップル・家族・歴史好き・静かに過ごしたいなど)や予算・部屋タイプに応じて選んでみてください。
伊香保温泉から石段街までの距離と徒歩ルートの全体像
出発地点によって変わる?宿からの所要時間
伊香保温泉といっても、宿の場所によって石段街までの距離は異なります。伊香保温泉エリアの多くの宿は、石段街の上下に点在しており、最上部の宿に泊まっていれば徒歩5分以内でアクセス可能です。一方、温泉街の少し離れた場所にある宿からは、徒歩で15〜20分程度かかることもあります。予約時に「石段街から徒歩○分」と記載がある場合は、その時間を目安にしてください。
徒歩でかかる時間の目安(実測)
実際に多くの観光客が歩いている距離は、宿から石段街入口まで約400〜800メートル。平坦な道ばかりではなく坂道が続くので、通常のペースで歩いても10〜15分ほどかかります。のんびり観光しながら向かう場合は、20分ほど余裕を見ておくと安心です。
途中の地形や道の特徴(坂道・階段あり)
伊香保温泉の街は斜面に沿って作られており、石段街に向かう道もやや急な坂道が多め。そのため、歩く際は滑りにくい靴を選びましょう。階段は石段街に入ってから本格的に現れますが、それまでも段差のある道が点在します。特に雨の日や冬場は足元に注意が必要です。
夜の移動は注意が必要?
夜は街灯が少なく暗いエリアもあるため、夜間の徒歩移動は少し注意が必要です。特に初めて訪れる場合は、明るいうちにルートを確認しておきましょう。スマホのライトを使えるようにしておくと安心です。
Googleマップでのルート確認と注意点
Googleマップで「伊香保温泉 石段街」と検索すれば、徒歩ルートがすぐに表示されます。ただし、細い裏道や階段の情報が正確でない場合もあります。現地では看板や案内板も活用しながら進むとより確実です。
徒歩ルートの途中にあるおすすめ立ち寄りスポット
伊香保神社へ寄って運気アップ
石段街の頂上にある伊香保神社は、縁結びや金運アップのご利益があるとされ、多くの観光客が訪れるパワースポットです。石段を上りきった達成感とともに参拝すれば、旅の良い思い出になります。石段を上る途中にも社標や鳥居が見え、雰囲気は抜群。早朝に訪れると人も少なく、清々しい空気の中で静かに参拝できます。
いちごミルクソフトが絶品!清芳亭の甘味処
甘いものが好きな方におすすめなのが、清芳亭(せいほうてい)。名物の温泉まんじゅうも人気ですが、実は隠れた人気メニューが「いちごミルクソフト」。濃厚ないちごの香りとミルクの甘さが絶妙で、歩き疲れた体に嬉しいひと休みになります。店先のベンチでのんびり食べるのも風情があります。
道中の足湯スポット「黄金の湯館」
石段街から少し離れた場所にある「黄金の湯館」は、日帰り温泉施設ですが、入り口近くに足湯コーナーが設置されています。無料で利用できる場合もあるので、徒歩移動の途中で足を休めるのにぴったり。タオルを持っていくと便利です。温泉の温かさに癒やされながら、周囲の紅葉や自然も楽しめます。
石段街入口にあるレトロな射的場
石段街の入り口付近には、まるで昭和にタイムスリップしたような射的屋さんがあります。親子連れにも人気で、カップルでの思い出づくりにもぴったり。1回300円程度で楽しめる気軽な遊びなので、ぜひ立ち寄って童心に返ってみてください。店主の軽妙なトークも旅のいいスパイスになります。
お土産なら「湯の花饅頭」の老舗へ
伊香保といえば「温泉まんじゅう」発祥の地。石段街沿いには老舗の和菓子店が点在し、その場で蒸したてを食べることができます。香ばしくてふわふわの黒糖まんじゅうは、歩きながら食べてもOK。箱入りで購入できるので、お土産にもぴったりです。特に「勝月堂」のまんじゅうは人気が高く、売り切れることもあるので早めにどうぞ。
石段街に着いたら何をする?おすすめの楽しみ方5選
全365段を登り切ると現れる絶景
伊香保石段街のシンボルでもある「365段の石段」は、1年365日を表していると言われています。途中には温泉の源泉が流れる小さな滝や、記念碑もあります。登りきった先には伊香保神社があり、そこから見える赤城山の景色は絶景。写真スポットとしても人気が高く、天気が良ければ関東平野を一望できます。
昭和レトロなゲームセンターと射的屋巡り
石段街には昭和レトロな雰囲気を感じさせるゲームセンターが複数あります。射的やスマートボールなど、今ではあまり見かけなくなった遊びが体験でき、大人も子どもも楽しめます。旅行の思い出に、ぜひ一度チャレンジしてみてください。懐かしさと笑いがいっぱいの時間になります。
ご当地グルメ「水沢うどん」と温泉まんじゅう
伊香保名物の「水沢うどん」は、ツルツルしたのどごしとコシの強さが特徴。石段街の中や周辺には、老舗のうどん店がいくつもあります。食べ歩きで小腹を満たした後は、しっかりした食事として水沢うどんを堪能するのがおすすめ。温泉まんじゅうとのセットで伊香保グルメを満喫しましょう。
カフェ&食べ歩きグルメでほっこり休憩
石段街には最近オープンしたおしゃれなカフェや、昔ながらの茶屋風の店もあります。おすすめは地元産の抹茶スイーツや、温泉卵を使ったスナック系のグルメ。ベンチに座ってのんびりと食べたり、景色を眺めながらコーヒーを飲んだりと、ゆったりした時間を過ごせます。
SNS映えスポット!インスタに載せたい階段アート
石段街の途中には、石段を使ったアート作品やフォトスポットが点在しています。特にライトアップされる夜の時間帯は、幻想的な雰囲気に包まれ、SNS映え間違いなし。和傘を使った演出や、地元のアーティストによる装飾もあり、撮影スポットとして大人気です。
伊香保温泉から石段街まで徒歩で行くときの注意点
靴選びは重要!ヒールはNG
石段街はもちろんのこと、伊香保温泉全体が坂道と階段の多い地域です。そのため、靴選びは非常に大切です。特に女性の方は、おしゃれなヒールや革靴ではなく、スニーカーや歩きやすい靴で出かけるのがおすすめ。足場が石畳になっている場所もあり、滑りやすくなっている場合もあります。歩きやすい靴を履いて、安心して観光を楽しみましょう。
雨天時や冬場は滑りやすさに注意
石段は雨の日や雪の日には特に滑りやすくなります。冬場は路面が凍結することもあるため、滑り止めのある靴や、手すりをしっかり使って移動することが大切です。晴れている日でも朝晩は湿っていることがあるので、天気に関わらず注意を払ってください。天候が悪い日は、無理をせず交通機関を利用するのも一つの方法です。
高齢者や子連れファミリーのペース配分
石段街は観光客の多くが歩いて訪れる場所ですが、高齢者や小さなお子様連れの場合は、こまめに休憩をとりながら無理のないペースで進みましょう。途中にはベンチや腰を掛けられる場所も点在しているため、活用して疲れをためない工夫が大切です。水分補給も忘れずに、体調に応じた歩き方を心がけてください。
手荷物は軽めがベスト
坂道や階段が続くため、リュックなど両手が自由になるバッグがおすすめです。重たいキャリーバッグやショルダーバッグは移動の妨げになることもあるので、石段街に行く際は荷物を宿に預けるか、最小限にしておくのがベター。お土産を買う場合も袋が増えることを考えて、余裕のあるバッグを選びましょう。
途中のトイレ事情は?安心の場所紹介
石段街周辺には公衆トイレも整備されていますが、数は多くありません。おすすめは、石段街の中腹にある観光案内所や飲食店のトイレを借りること。また、黄金の湯館などの施設を利用する際にも確認しておくと安心です。事前にトイレの場所を把握しておくと、急なトラブルにも落ち着いて対応できます。
伊香保温泉と石段街を徒歩でつなぐ旅の魅力とは?
自然の空気と景色を楽しむ癒しの時間
徒歩で伊香保温泉から石段街まで歩くと、道中でたくさんの自然に出会えます。新緑の季節には木々の香りに包まれ、秋には紅葉が美しく彩ります。車では気づかないような風景や音、匂いを感じられるのが徒歩の醍醐味。自然と一体になれるような、癒しのひとときを感じられるでしょう。
歩くことで得られる達成感と思い出
石段街まで歩いてたどり着いたときの達成感は、何ものにも代えがたい経験になります。坂道や階段を一歩ずつ登りながら、自分だけの旅のストーリーが生まれていきます。友達や家族、カップルと一緒なら、その分だけ共有する思い出も深まるはず。観光だけでなく、心にも残る旅になります。
徒歩だからこそ出会える風景や人
歩くことで、地元の人とのちょっとした会話が生まれたり、店先でふと足を止めて声をかけられたりと、思いがけない出会いがあります。道の途中で見かける小さなお地蔵さんや、町の猫に出会うこともあるかもしれません。徒歩だからこそ気づける、日常の中の非日常が詰まっています。
フォトスポット満載でカメラ好きにおすすめ
伊香保温泉〜石段街のルートには、思わず写真を撮りたくなる景色がたくさんあります。特に朝焼けや夕暮れ時の石段街は、ドラマのワンシーンのよう。スマホカメラでの撮影でも十分に映えるので、旅の記録としてSNSにアップする人も多数。人混みを避けたい場合は、早朝や平日の散策がおすすめです。
石段街で迎える夕暮れの美しさ
石段街の石段がオレンジ色に染まる夕暮れ時は、まさに「旅情」を感じる時間。灯りがともり始める頃には、昼間とはまた違う幻想的な雰囲気が広がります。昼に歩いて到着し、カフェや食事を楽しみながら夕方までゆっくり過ごすのも贅沢な旅の過ごし方です。写真好きなら、夕暮れの撮影タイミングもぜひ狙ってください。
まとめ
伊香保温泉から石段街までは、徒歩で気軽にアクセスできる距離にありますが、その道中には多くの見どころや楽しみがあります。坂道や階段が多いため少しの体力は必要ですが、それ以上に得られる感動や出会いがあります。宿から石段街へのルートは、ただの移動ではなく、旅の一部として楽しめるのが伊香保ならでは。観光だけでなく心も豊かになるような、そんな散策をぜひ体験してみてください。


ANA楽パック
JAL楽パック
JR楽パック



コメント Comments
コメント一覧
コメントはありません。
トラックバックURL
https://donkomi.jp/181.html/trackback